またまたサルートン、ひーすけです。
この間の金曜はインド舞踊、土曜は国際ソーシャルワークセミナーに
行きました。英語と日本語の同時通訳つき。
ソーシャルワークは19世紀にヨーロッパで始まったんだけど、
現在はソーシャルワーカーがいる国と政策でいない国があります。
アジアの役員でシンガポールの方のお話は、1時間の中身がすごく
濃いものでした。
アジアの視点からソーシャルワークをどうみるか、を考えてみると
歴史・文化背景を知らなければならない・・
アジアの独自性としては・・・
・植民地支配された国が多く、宗主国の影響を浴びたこと。
・儒教の影響が強い国が多いこと。
・共産主義国もあること
・近年のグローバル化でとくに中国、インドが変わったこと。
として整理されていて、「おお、そうか!」と思いました。
エスペラントもヨーロッパ中心なんだけど、アジアでの普及を
考えてみると、このソーシャルワーカーの話は大変参考になるなと。
ある国は、宗主国の言語理解力がすなわち実力と今もみなされている、
それプラス、エスペラントって本当に大変。
また儒教のことはアジア人同士でないとわからない点もあるような気がする。
共産主義に関しては、中国ではエスペラントをやることが
国家公務員の仕事だったり、国家の方針が変わると、また
仕事が変わったり・・他の国とは違う事情があるなと。
共産主義から見るとソーシャルワークは、「国家をそのままに
して、内部矛盾をなんとかしようとする仕事」として認められて
いないんだとか。(ええっ、ちょっとそうかと思ったけど、
そんなにはっきり言われると、動揺)