みいや★ひーすけのブログ

横浜で楽しく暮らす日記帳

国際フォーラムでの私の講演前半部分です

本日は私たちの講座にお越しいただきありがとうございます。
 
"国際語エスペラントミニ入門講習会"
と題しました、このお時間は、前半に私のほうから"エスペラントのあらまし"をご紹介します。
それから、後半に会員のFのほうから、実際にエスペラントの文法を少し
 紹介して、どのような言語か知っていただく、そのような講座になっております。

(エスペラントとは?)
エスペラントは他の外国語と違い、1887年にポーランドの眼科医のザメンホフという人が作った、誕生日のある言語です。
それはいったいどこで使われてるのでしょうか?この世界地図を見て下さい。(国際語エスペラントへの招待p3)
これは世界中にエスペラント会ーエスペラントを勉強したり実用したりしているサークル---がある所を星のマークで示しています。ヨーロッパに星がたくさんあります。日本もがんばっています。星のマークが少ない場所もあります。このように世界中で実際に使われている言語です。
 
 何故、英語やフランス語など、国連公用語になっているような外国語を学んでコミュニケーションをとるのでなく、エスペラントを使うことを考えたのでしょうか?
 それは、どこの国の言葉でもない言葉でお互いコミュニケーションをとると外国人同士でも立場が対等になるからです。どこかの民族語を公用語にすると、どうしてもその言語を母国語にしている人に優位なコミュニケーションになってしまいます。

(どうしてエスペラントを?)
私は中学生の頃に、平等な言葉エスペラントの存在を知り、"それは素晴らしい!と思い、勉強してみることにしました。学校で勉強している英語とは別に、横浜エスペラント会に入会して、先輩会員からエスペラントを学びました。(招待p30。勉強の仕方は今は会に入るほか、独習教材やインターネットでも可能です)

英語などの民族語と違い、エスペラントの文法事項は整理されていて簡単です。ただ語彙は一つ一つ覚えるのは他の言語と同じですが。ただエスペラントには造語法があり、基本語彙から関連する単語を自分で組み立てることもできます。そのルールは統一されているので理解しやすいです。(例えば、病院、マルサヌレーヨ)

 (どのように生かすのか)
勉強し始めてすぐにでも外国の人と文通でき、実用ができます。私は1970年代に冷戦下のハンガリーの同世代の人と文通していました。当時のハンガリーは西側諸国の情報が普通の人になかなか入らない時期でした。
 今ならメール交換したり、facebookで世界中に友人を作ることがいながらにしてできます。スカイプでお互いインターネット経由でテレビ電話のように話すこともできます。
また、たまたま私が入った高校に同時期にエスペラントを勉強している人がいて、エスペラント同好会を立ち上げました。同世代の外国人エスペランチストが横浜に来たときに高校にお連れして、同級生と交流したりしました。この話は今だに同窓会で話題になります。
エスペラントを勉強している人同士では、世界中にネットワークをもっていて、旅行などに活用できます。無料で自宅に旅行者を泊めるプロジェクトも行っています。私も1980年代に韓国旅行のときに韓国のエスペランチスト(エスペラントをやっている人)の自宅に泊めてもらいました。
 2007年は横浜で世界エスペラント大会がありました。
実はその頃は私はエスペラント学習に関しては中だるみ時期で、横浜エスペラント会の幽霊会員だったのですが、せっかく横浜でそのようなイベントがあるのにかかわらないのはもったいないと思いました。でも肝心のエスペラントがおぼつかないため、改めて沼津エスペラント会の通信講座で勉強しなおしました。ディクテーションなどを重ねるうちに、少しわかるようになってきました。
 遠足のガイド、宿泊施設のサポート、青年イベントの日本独自企画、託児サービスなどなど、一週間のイベントでである世界エスペラント大会で、私は考えられる限りサポートし、それがとても楽しかったのです。
それで、そのあと、また改めて横浜エスペラント会の活動に積極的に参加するようになりました。
 私はこのようにエスペラントを実用していますが、エスペラントを勉強している人は一人一人自分なりのかかわり方をしています。
 
(こんな感じで始まり、次にザメンホフの話、日本のエスペラント運動についてお話しました。)