さて、今週に緊急事態宣言の火曜日です。
本日の本は神谷美恵子さんの
人間をみつめて、
こころの旅です。
人間をみつめて、の、170ページより。
なによりもまず、人間が宇宙の中でどういう位置を占めるのか、生命とは何か、という根本問題について達観しないことには、私たちの心は安らぎを得ないこともたしかであろう。
うーん、安らぎの境地難しい。
同書の107ページ。
いろいろな伝記を読んでみると、必ずしも多くの人に早くからなすべきことが自覚されているわけでもないことがわかる。人生は思いがけない出会いやことのはずみに満ちみちている。そういうものが次第に人の歩みをある方向へ導いて、打ちこむことがみつかる人もある。
けっきょく、私たちにできることは、何かよび声が聞こえたときに、それにすぐ応じることができるように、耳をすましながら、自分を用意していくことだけだろう。そういう人のところに、遅かれ早かれ使命が、何かのかたちをとって現れてくる。
御意。
